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制御盤製作時のポイント

制御盤製作時のポイント

2016/12/20

制御盤製作は、お客さまのオーダーに合わせて詳細の仕様を検討し、設計図面を作成します。設計の打ち合わせでは、3つの重要項目がポイントになります。

 

1つ目は、動力負荷の容量や員数の見積もりです。まず、動力負荷に適する部品と主幹ブレーカーの選定をおこないます。この時、動力用機器に付随する電磁開閉器やインバータ等の選定も考慮します。

 

2つ目は、動力用機器の制御回路を検討し、制御方式を決定することです。リレー、タイマ、PLC型式などから、制御回路に必要な機器を選定し員数の確認をおこないます。PLC型式の入出力経路を検討する場合は、拡張を想定した将来用入力回路や予備リレー等も設計に盛り込みます。

 

最後、3つ目。制御盤の設置に関する確認をおこないます。設置するスペースの幅・高さ・奥行の寸法に合わせ、制御盤の内部機器や扉取付機器を配置します。指定がなければ、設置予定場所を確認し、配置や寸法を設計します。また、制御盤に外部配線の引き込みを予定している場合は、配線工事を考慮した設計を作成します。

 

新規オーダーではなく既存図面と同様の製作依頼の場合、現行で入手可能な部品か確認し、困難な場合は型式変更などの対応を検討いたします。

 

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